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お水送り
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福井県小浜市にある若狭神宮寺に”お水送り”を見に行く。
お水送りとはリンク先にも書いてある通り、東大寺二月堂で行われる”お水取り”の十日前の3月2日に、神宮寺近くの鵜の瀬からそのお香水を送るというものである。
さて、福井県に行く前に滋賀県高島市にあるソラノネさんにて腹ごしらえ。かまどで炊いたお米を頂く。おかずがいらないくらいに炊き立てのお米が美味しい!もちろん野菜もオムレツもとても美味しかった。友達と合流して小浜市に向かう。神宮近くの駐車場からシャトルバスにのり鵜の瀬へ。少し早く着き過ぎたので、焚き火をしながら待つ。枝はあまり燃えないが、小さな葉の付いた枝先はものすごい勢いで燃える。そこら辺に落ちているので、拾っては入れを繰り返す。火柱が立つととても暖かい。じっとしていると寒いのだが、これでも例年に比べると暖かいそうだ。
灯篭の続く道路の切れ目から、ほら貝の音とともに松明の明かりが見えてきた。松明を持った群集は神宮寺から練り歩き、鵜の瀬を目指す。火は水辺に置かれた大護摩につけられる(上写真)。ものすごい煙が上がり、辺りが突然明るくなる。全体を通して一番印象に残ったのは、やはりこの炎と鈴の音。鈴は要所要所に用いられ、列をなす人たちの松明を大護摩に投げ入れる時にもシャンシャンシャン、シャンシャンシャンと一定のリズムで鳴らされていた。燃える炎と川の流れる音が鈴の音により整頓され、独特な儀式の雰囲気を生んでいる。ほら貝の低音は何かが始まることを予感させ、微細な鈴の音はその何かが続いているという”時間”を感じさせる。
by shinichitakeda | 2010-03-10 17:44
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