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2008年 04月 13日 ( 1 )
architecte
c0149767_0171666.jpg大阪は四天王寺の古本市で買った『寺田寅彦全集 第二巻』を読み始める。”科学上の骨董趣味と温故知新”の中で、「新しい事はやがて古い事である。古い事はやがて新しい事である。」とある。芸術やファッション、音楽でも科学でも同じ事が言えそう。逆に、新しくも古くもないもの。新しいとは古くないという事。

静かな雨の日曜日。かえるさんこと細馬宏道さんの『管の歌』>を読み、眺める。細かいところに工夫がなされていて面白い。包装の切り口の角度は高級感を生み、月のコラージュは、文章の世界から現実の手元に、一瞬にしてイメージを飛ばす。寺田寅彦にしても、音に関する言葉はイメージの広がりが凄まじいと思う。見えないものだからこそ、想像の扉は大きいのかもしれない。
by shinichitakeda | 2008-04-13 00:16