oud
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# by shinichitakeda | 2008-09-14 08:03
chamber music
c0149767_8135554.jpgFnacで久々にCDを買う。なぜだかクレジットにvoiceと表記があると避けてしまうのだけど、今回は試聴してみてよさそうだったので、Susanne Abbuehiの『Compass』(ECM 2006)を買ってみた。バックの音楽がピアノ、クラリネット、ドラムと、とてもシンプルで心地いい。Susanne Abbuehlは70年生まれのスイス人シンガーで、幼い頃からバロック音楽に興じていたとか。歌詞は彼女自身や、詩人、ジェームス・ジョイスの作品からも引用されている。霧の中を彷徨うような(バス)クラリネットに、インド音楽の香りがほんのりする歌声。控えめなピアノ伴奏は雨の日に合いそう。
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# by shinichitakeda | 2008-09-13 08:13
perle
パリはマレ地区でギャラリーを巡る。3年前に展示に参加したPssage de Retzにも久々に行ってみた。ギャラリーの人に挨拶をしたら、レッツゴー、と中に入れてもらえた。展示を見終わり、ありがとうと告げると、あれ、DVDはギャラリーの方へ渡すんだっけ、それとも直接?と聞かれた。一瞬よく分からなかったけど、グループ展が多いここにはたくさんのアーティストが出入りをしているから、間違えるのも無理はない。誰と間違えたのかな。
galerie Frank Elbaz>での展示は、注意しないと見逃してしまう作品が多かった。落ちているビニール袋でさえ、ギャラリー内となれば、何かある、と思ってしまう。なかでも壁に残された金色のネジがとても気になった。ちゃんとしたギャラリーなら、そんなことは普通はありえない。絵や写真を外した後はちゃんとネジをとり、壁を埋め、ペンキを塗り直す。平面の場合はこれをタームごとに繰り返している。その何でもない(”展示”の前提になっている)ところをうまく作品に昇華していると思う。それはネジが18金やダイヤモンドなどの高価な素材でできており、見る者を試すようなアイロニーが込められているから。この作品の作者、Susan Collis>1>2は他にも、刺繍で布のしみをつくり出し、ペンキの飛び散りをパールで模倣する。莫大な時間と労力をかけ、そこら辺にある何の変哲もないものをつくること。
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# by shinichitakeda | 2008-09-11 08:16
Pillivuyt
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隣町Mehun sur Yevreへ。ここが磁器で有名な街だと知ったのはついこの間。Pillivuyt>という老舗メーカーの工場とお店がある。本当は工場見学がしたかったのだけど、タイミングが合わずできなかったので、とりあえずお店へ行ってみた。所狭しと積まれた食器。そおっと通っても、ガタガタ音がする。ここには普段お店に並ばない欠陥品が安値で置いてある(どこが悪いのか見た目ではよく分からない程度のもの)。色々手にとってみる。やはり触ると触らないでは全然印象が違ってくる。ここの食器はずしんと重いのが多いけど、とても頑丈そう。最近はギザギザものにぐっとくるようで、Plissé(ひだのついたという意味)シリーズ>の皿と手にすっぽり入るボウルを買ってみる。
夜、サイドさんに招待され家に伺うと、白い食器全てがここのメーカーのものだった。引っ越して来た時に安いのでまとめて買ったのだそう。クラウス・ノミの歌声をバックにイランご飯を頂く。
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# by shinichitakeda | 2008-09-09 08:33
Limoge
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リモージュへ。バスがトラムのように電線と繋がって走ってた。磁器の老舗、Bernardaud>へ工場見学。石膏での型がすごく精巧で勉強になる。鋳込み(coulage)の技術は目の前で見て納得できた。液体状の磁器原料(カオリンや水晶の粉)を型にドロドロッと流し込み、少し待つと石膏が水分を吸い、石膏の面だけ磁土が残る。これをゆっくり型からはずせば、もうかたちになっている。
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# by shinichitakeda | 2008-09-05 22:42
ラスコーへ
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ラスコーの洞窟へ行く。車がないので、電車でゆらりとでかける。ラスコーのあるMontignacという街の最寄りの駅、Condat-Le-Lardinをとりあえず目指す。途中Brive la gaillardという所で乗り換え、目的の駅に到着。想像していた通り、廻りに工場くらいしかないので、駅員さんにタクシーを呼んでもらう。夕方に戻って来るよと告げると、この駅員さんは親切にも荷物を預かってくれた。ありがたい。ここからMontignac-Lascauxまでは約20分くらいで、その街と洞窟は2キロくらい離れている。シーズンオフの時は街でチケットを買わないといけないらしい。

1940年に発見された(最初に見つけたのは犬らしい)ラスコーは、63年に、空気中の二酸化炭素の超過(主に観光客の息)が原因とされる壁画の破損(苔や緑色の藻類による着色)のため閉鎖された。現在見れるのは、10年以上を費やしてつくられた本物そっくりのイミテーション洞窟。これがすごかった。洞窟の反響や、暗さ、絵の位置が体で実感できた。本物と同じ材料で描かれたという壁画は、洞窟の凹凸を利用して描かれているのがよく分かる。洞窟の画家はろうそくを使って描いていたらしい。面白しろいのは、火が揺らめくこと。そして、自分の目の前だけが明るくなること。

火が揺らめくというのは、明るくなったり、暗くなったりが繰り返される。コマがぱっぱと切り替わるように、描かれた動物があたかも動いているような感じを得る。マイブリッジの連続写真のような馬の走る姿が順々に描かれていたけど、それはまさしく描いている本人が、光と影の躍動の中で、イマジネーションと一体となって描いていたのだと思う。だからこの画家の目には、ただのぺたっと張り付いた絵ではなく、動画として見えていたのかもしれない。

真っ暗の中に身をおくと、体が消え、自分が闇の中へ広がっていくような感覚になることがある。ろうそくの火は、目の前の限られた範囲をゆらゆら照らす。今度は眼前に広がる小さな世界が、自分であるような錯覚に陥る(かなりの妄想だけど)。

壁画で大きいものは4、5メートルにも及ぶ。ろうそくの火は少しずつ、線をなぞるようにスライドしていく。
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# by shinichitakeda | 2008-09-04 22:26
tâche
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# by shinichitakeda | 2008-08-10 22:46
hyotan
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# by shinichitakeda | 2008-08-09 07:15
taxi
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# by shinichitakeda | 2008-08-08 22:44
jazz
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# by shinichitakeda | 2008-08-07 01:16
crochet
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# by shinichitakeda | 2008-08-05 05:02
contrepoint
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# by shinichitakeda | 2008-08-04 09:56
clafoutis
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# by shinichitakeda | 2008-08-03 01:54
lieu
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# by shinichitakeda | 2008-07-27 08:41
chaîne
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# by shinichitakeda | 2008-07-25 05:08
ブーメラン
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# by shinichitakeda | 2008-07-21 02:09
palais
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# by shinichitakeda | 2008-07-20 02:07
trace
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# by shinichitakeda | 2008-07-19 08:32
Alpes
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# by shinichitakeda | 2008-07-18 08:07
cumin
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# by shinichitakeda | 2008-07-17 03:21
transfert
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# by shinichitakeda | 2008-07-16 09:47
jaune
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# by shinichitakeda | 2008-07-15 03:24
アスファルトの匂い
c0149767_10431891.jpgアスファルトを砕いてつくった植木鉢を、もとの拾った場所にもどす。土を商店街の植木から少しずつ拝借し、もとの場所に生えていた雑草を引き抜いて鉢に移す。普段見慣れた風景が少し変わる瞬間。雨がぱらぱら降り出し、植え替えられた雑草達には好スタート。
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# by shinichitakeda | 2008-07-13 10:09
motif
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# by shinichitakeda | 2008-07-12 02:50
ornement
昨日はポンピドゥーに続き、John Armleder (1948-)とJacques Garcia (1947-)の展示をCentre Culuturel Suisse>に、スウェーデンの女流画家Hilma Af Klint (1862-1944)を観にCentre Culuturel Suedois>へ。
Armlederの展示は、ラデュレのサロン・ドゥ・テも手がけたデコレーション作家のJacques Garciaに、空間構成の全てを委任したインスタレーション。彼は80年代頭からFurniture Sclupturesという作品>をつくっている。”私の絵は、最後には、コレクショナーの家のソファーの横だったり、暖炉の上などに、たどり着く。その時、彼らに絵と共にソファーもつけて贈ろうと決めた”。 と語るように、絵をキャンバスの中にとどめず、空間の、飾りの一部として見ている。絵の運命を見定め、そこから社会における絵の役割を考察し、新たに作品つくり出す。今回の展示では、絵にソファーの、空間の一部としてではなく、空間そのものをデコレーションし、作品の中に観客を誘い込む。面白いのは、そのデコレーションを人に委ねていること。
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# by shinichitakeda | 2008-07-11 06:05
cauris
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久々にポンピドゥーへ。espace315で、マルセル・デュシャン賞を獲得したTatiana Trouvé (1968-)の展示>。ひとつのスペースを黒の鉄柵で区切ったり、白い壁を新たにつくり、そこに小さなガラス扉や、永遠に続きそうな回廊を生み出すインスタレーション。黒い砂が壁からゆっくり流れ落ち、退廃した砂時計のごとく山となっている。ここで何かが起こっている、あるいは、起こった後のようなんだけど、それが何なのかが分からない。この場で本当に、今、化学変化のような現象が起こっているわけではない、現在形がぽろっと抜け落ちた感じがする。夢から覚めた後に思い出そうとしても思い出せないような、ひゅるひゅる逃れるイメージの影。彼女自身が”想像上のシステム”を具現化した、と言ってるように、システムそのものは見えるんだけど、それを使用する人間の存在感はごっそり拭き取られている。しかも、そのシステムが誰のために(人間なのか?)、どのような目的でつくられたのか、はっきり分からない。何もかもよくわからないのだけど、作家自身の明確なヴィジョンが伝わってくる不思議な作品。
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# by shinichitakeda | 2008-07-10 06:32
casque
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# by shinichitakeda | 2008-07-09 06:38
abricot
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# by shinichitakeda | 2008-07-08 08:41
décors
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# by shinichitakeda | 2008-07-06 20:00
part
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# by shinichitakeda | 2008-07-05 08:12